Thursday, November 02, 2006

Canaian Society

今日はめずらしく授業について書こうと思います。
Intro to Culture.とCanadian Societyの授業がありました。

Canadian Societyのコースは一番興味深いコースです。
先週から先生のレクチャーと生徒のプレゼンがあります。プレゼンのトピックは"IDENTITY"です。このクラスは留学生はひとみとフランス人の男の子のみで、あとはみんなカナダ人です。で、半分以上がケベック人、ほかは少しオンタリオ出身の人などがいます。
この授業ではプレゼンをやるか、ペーパーを書くか各自で選択するようになっているんだけど、ひとみはプレゼンを選択しました。

今日のプレゼンで新たな発見がありました。
カナダの人のidentityは非常に複雑。
ケベック州の小さな島の出身の人、親がアイルランドから移ってきた移民の二世の人、代々モントリオールに住んでいるイギリス系のケベック人、遠い昔にカリブから奴隷?として先祖が移ってきたというケベックの人。
それぞれがまったく違うアイデンティティーを持っている。
小さい島の出身の人は、自分はケベックの人間ではなく、島の人間だ!っていっているかと思いきや、アイルランドからの移民二世の人はカナダ人であることにすごくほこりをもっているらしく、自分の祖先の出身地はほとんど気にしていない感じでした。次のモントリオールの人は、私はケベコワというより、モントリオール人です。何代も前から英語しかしゃべらないし、ずっと英語の学校に通っていて、まわりの友達もみんなイギリス系のモントリオール人といっていたり。最後のカリブ系の人は、何代も前からこっちにいるけど、カリブ系の人たちのコミュニティーの中で生活していて、いまでもカリブの文化などを大切にしている。親の世代はカリブの言語を話せるとかっていう環境の中で生活しているらしい。ゆえに、彼女はケベック人・カリブ人?っていう二つのアイデンティティーがあるらしい。


政府の積極的な移民受け入れの結果として、本当にさまざまな文化的背景をもった人たちが一つの国に共存してる。日本からきたひとみにとっては、すごく興味深いことです。普段の生活のなかではなかなか聞きづらいトピックだけど、プレゼンだと、いろいろなことが聞けて、とても面白いです。これからは毎週プレゼンがあるから、今後もどんな話が聞けるか楽しみです。

4 Comments:

At 10:24 PM, Anonymous Anonymous said...

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At 11:42 PM, Anonymous Anonymous said...

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At 6:51 PM, Anonymous Anonymous said...

すごく興味深い内容だったよ。
勉強になるわ。

Mom

 
At 2:00 AM, Anonymous Anonymous said...

対応が早いね。すごいじゃん。

読んでいてすごく勉強になったよ。また、気がつたことを書いてね。

 

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